ASUS JAPAN株式会社は21日、Android 10を搭載する5G対応のフリップカメラ式6.67型スマートフォン「ZenFone 7 Pro」および「ZenFone 7」を発表した。税別価格は前者が99,800円、後者は85,800円。発売日は23日。
ZenFone 7 ProとZenFone 7のおもな違いはSoCとストレージの容量で、ZenFone 7 ProはSnapdragon 865 Plus搭載でストレージはUFS 3.1 256GB。ZenFone 7はSnapdragon 865とUFS 3.1 128GBとなる。メモリ容量については両機種変わらずLPDDR5 8GBを実装する。本体色はオーロラブラックとパステルホワイトの2種類。
昨年(2019年)の8月に発売された前世代のZenFone 6と同じく、背面カメラが反転して筐体上部に飛び出し、前面カメラとしても機能するフリップカメラを搭載。5G対応といった新要素が加わっている。
メインの広角カメラの解像度が4,800万画素から6,400万画素に上がったほか、サブの1,200万画素超広角カメラに加え、800万画素の望遠カメラも実装され、3眼カメラに進化。動画は4K/60fpsと8K/30fpsで撮影可能。モーショントラッキングやスローモーション、タイムラプス機能も備えている。
開閉にともなう耐久性もZenFone 6より2倍向上しており、20万回の開閉試験をクリアしている。これにより、1日約100回開閉しても5年間は壊れないという。また、ディスプレイも液晶からOLEDに変更。表示解像度は2,400×1,080ドットで、リフレッシュレートは最大90Hzとなる。
バッテリ容量は5,000mAhでリバースチャージをサポート。Bluetoothイヤフォンなどを充電することができる。これまで背面にあった指紋認証センサーは本体側面に移動。顔認証センサーも搭載している。