みなさんはグラフィックボードというものをご存知ですか？グラフィックボードというのは、パソコンのディスプレイ画像を綺麗に映し出すための部品です。パソコンで作業をしている時に綺麗な映像だと見やすくていいですよね。
ではこのグラフィックボードが故障したらパソコンはどのような状態になるのでしょうか。今回はグラフィックボードの故障について調べてみたいと思います。
グラフィックボードが故障したときの症状
グラフィックボードが故障すると、以下のような症状があらわれます。
画面が黒くなって映像が映らない
この症状が起きた場合にはグラフィックボードの故障以外にも原因が考えられます。電源が付いていてハードディスクにアクセスしている場合や、モニターを別のものに取り替えても画面が映らないのであれば、グラフィックボードの故障である可能性が高いです。
画面にブロックノイズや乱れが発生している
パソコン画面がモザイクのように崩れていたり、かすれや歪みなどの乱れが出ているときにはグラフィックボードの故障を疑ってください。
マウスを操作しているときにモニターの中の反応が遅い
実際のマウスを動かしているときとモニター上のカーソルの反応に時間差があるときも、グラフィックボードの故障が考えられます。
パソコンが起動しない
グラフィックボードが故障すると、パソコンが起動しなくなることがあります。
パソコンが再起動、フリーズする
グラフィックボードに負荷のかかるゲームやソフトを使っている場合、パソコンが再起動たりフリーズする可能性があります。この再起動やフリーズが続いてしまうと、グラフィックボードが負荷に耐えきれなくなって故障してしまいます。
スリープモードから復帰しない
パソコンがスリープしたあとに元に戻らなくなったり、エラーが出て正常に戻らない場合もグラフィックボードの故障を疑ってください。
グラフィックボードが故障したときの症状
グラフィックボードの故障原因
グラフィックボードが故障する原因のほとんどは、寿命です。
グラフィックボードの寿命は約5年と言われていますが、グラフィックボードは負荷が与えられやすい部品で、熱を持ちやすいです。精密機械は熱に弱いのですが、負荷で熱を持ちやすいグラフィックボードはとても故障しやすく、寿命も短くなりがちです。
グラフィックボード故障の前兆
グラフィックボードが故障する前に見られる現象はいくつかありますが、ここでは「異臭」と「変な音」についてご紹介したいと思います。
グラフィックボードが壊れる前や壊れる瞬間に、変な匂いや変な音がする場合があります。
特に変な匂いがするときは、他のパーツも故障してしまうことがあるので、異臭や変な音がしたときはすぐにパソコンの使用をやめるようにしましょう。
グラフィックボードの寿命を延ばす方法
グラフィックボードの故障が寿命によるものがほとんどです。精密機械なので、使い方によって寿命の長さは変動します。ではグラフィックボードの寿命を延ばすには何か方法があるのでしょうか。
グラフィックボードは負荷のかかり方が高いため、他のパソコンのパーツよりも熱をもちやすいです。そのため、なるべく熱をもたせないようにすると寿命を引き延ばすことができます。PC温度チェッカーなどを使って常にパソコンの温度の注視するようにしましょう。
パソコンの温度が上がっていると感じたときには、パソコン内部のホコリ取りなどの掃除をして、冷却ファンが正常に作動できる環境を作ることが大切です。
グラフィックボードの寿命を延ばす方法
驚き！グラフィックボードを焼いて直す方法
グラフィックボードが故障した場合、一般的にはグラフィックボードを修理、交換しますが、その方法に焼いて直すというものがあります。グラフィックボードを長期間使用していると、その使用による高熱と冷却で基盤とGPUが接触不良を起こしてしまいます。
その部分を、グラフィックボードを焼くことによってその熱を利用してもう1度結合させてしまうのです。ただこの方法は、壊れたグラフィックボードを捨ててしまう前に修理を試みる方法だと認識するのがいいでしょう。故障した場合はプロに修理、交換を依頼することをおすすめします。
驚き！グラフィックボードを焼いて直す方法
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まとめ
グラフィックボードが故障すると、パソコン画面が見えなくなってしまいます。そのため、グラフィックボードの故障にはいち早く気付いて修理、交換する必要があるのです。グラフィックボードの故障の症状を把握して、修理しましょう。
いちかばちかの方法になりますがグラフィックボードを焼いて直す方法もご紹介しましたが、グラフィックボードを壊さない、長持ちさせることも大切です。グラフィックボードに負荷をかけ過ぎずに、熱ももたせない処置を心掛けてください。そうすることで、パソコンが長持ちする可能性がありますよ。