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ADSパネルを搭載したアイリスオーヤマの13.3型モバイルディスプレイをチェック 15.6型モデルとも比べてみた

アイリスオーヤマ DP-BF132S-B 13.3型 モバイルディスプレイ
アイリスオーヤマの「DP-BF132S-B」は、13.3型のモバイルディスプレイだ。前回紹介した15.6型モデル「DP-BF162S-B」と同時に発表された製品だが、画面サイズ以外にも細かい部分で仕様の相違があり、単純なサイズ違いモデルというわけではなさそうだ。メーカーから製品を借用したので、レビューをお届けする。
AASパネルを備えたアイリスオーヤマの15.6型モバイルディスプレイ「DP-BF162S-B」を試して分かったこと
アイリスオーヤマ DP-BF132S-B 13.3型 モバイルディスプレイ
アイリスオーヤマの13.3型モバイルディスプレイ「DP-BF132S-B」。ボディーサイズは約305(幅)×193(奥行き)×13(厚さ)mmとなる
 まずは基本仕様をチェックしよう。画面サイズは13.3型で、解像度は1920×1080ピクセル、パネルはADSでノングレア仕様だ。輝度は250ニト、コントラスト比は800:1、応答速度は10ms(GtoG時)とされている。
 ちなみに製品ページには記載がないが、取扱説明書によるとリフレッシュレートは60Hz、視野角は水平/垂直ともに170度とされている。
 前回紹介した15.6型モデルは、パネルがADSではなくAAS方式で、さらに視野角は178度と、本製品よりもやや広い。コントラスト比も700:1と異なっている。どちらもIPS方式のバリエーションということもあって、見比べて一目で分かるような差はないが(詳細は後述)、パネルのスペックが完全に同一でない点は要注意だ。
 ボディーの構造も前回紹介した15.6型モデルと同様で、スタンドがボディーと一体化している。スタンドを背面にたたんだ状態では、本体側面にあるポートが隠れてしまうため、ケーブルを挿したまま持ち歩けないのがネックだが、一方でほこりなどの侵入を防げるというメリットがある。この辺りは一長一短だ。
 搭載端子はminiHDMIとUSB Type-Cが2基で、この他にヘッドフォン端子やスピーカーも備えるなど、音声出力系の機能は充実している。このあたりの仕様も、15.6型モデルと共通している。
 付属品はUSB Type-Cケーブル、HDMIケーブル、給電に用いるUSB Type-A→Type-Cケーブルの3種類だ。さらにカバーやクリーニングクロスも付属するなど、付属品関係は全体的に充実している。一体型スタンドの製品でありながら、ポーチではなくカバーが付属するのが、なかなか珍しい仕様だ。
 重量は公称で約780g、実測では616gだった。スタンドが一体化していることを考慮すると、13.3型としてはかなり軽量な部類に入る。ただし付属のカバーを追加するとそのメリットが失われてしまうので、持ち歩き時はカバーは使わずに耐衝撃機能のあるポーチを自前で用意するなど、一工夫する余地はありそうだ。
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