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徘徊防止鍵で認知症による徘徊を防止しよう。徘徊への対処法も解説

認知症のご老人を介護するうえで、厄介なのが徘徊行為です。いつの間にかどこかに出歩いてしまい、場合によっては自分の家に帰れなくなってしまう場合さえあります。

そんな徘徊を未然に対処する策の1つに、「徘徊防止鍵」というものがあります。これを部屋や玄関に取り付けることにより、認知症の方が勝手に外へ出て行ってしまうのを防ぐことができるのです。

今回は、徘徊防止鍵について解説していきます。また、徘徊への対処法についても解説しているため、もし認知症の方の徘徊に悩まされている場合は、今後の介護の参考にしてみてください。

こんな場合は徘徊防止鍵を取り付けよう

そもそも徘徊防止鍵とはどういったものなのでしょうか。まずは、徘徊防止鍵について説明していきましょう。

そもそも徘徊防止鍵とは?

徘徊防止鍵とは、内側からも施錠できる鍵のことを指します。一般的な鍵付きのドアは内側からであれば鍵を開錠できてしまうため、簡単に外に出ることが可能です。しかし、徘徊防止鍵に交換すれば内側からも鍵をかけられるため、勝手に外に出られないようにすることができます。

徘徊防止鍵はどんなときに使う?

徘徊防止鍵は、その名の通り徘徊を防止するための鍵です。認知症の方は勝手に鍵を開けて出歩いてしまうため、それを防ぐために内側に鍵をかける必要があるのです。また、空き巣の手口に「サムターン回し」というものがありますが、徘徊防止鍵はその手口を封じることもできるのです。

こんな場合は徘徊防止鍵を取り付けよう

おすすめの徘徊防止鍵3つ

この項目では、おすすめの徘徊防止鍵について解説していきます。多種多様な種類が販売されている徘徊防止鍵ですが、今回はそのなかから3つほど紹介していきましょう。

・ガードロック 室内・錠なし内開き扉専用かんたん在宅ロック No.260

おすすめの徘徊防止鍵3つ

Photo by Amazon

こちらの徘徊防止鍵は、非常に取り付けるのが簡単という特徴があります。これを認知症の方がいる部屋のドアに使用することで、徘徊を未然に防ぐことが可能となっています。なお、この製品は内開きのドアにしか使用できないので注意するようにしましょう。

 

・ガードロック ひとりで出掛けないで(外開き一枚扉用) ブラック

おすすめの徘徊防止鍵3つ

Photo by Amazon

この製品は、外開き一枚扉専用の徘徊防止鍵となります。取り付けに工具が不要なので、ご自宅のドアを傷つけることがありません。また、施錠には暗証番号付きの南京錠を使用していますが、専用の鍵を使用することでも解錠することが可能です。

 

・ノムラテック どあロックガード ダイヤルタイプ ブラック N-2425

おすすめの徘徊防止鍵3つ

Photo by Amazon

こちらの徘徊防止鍵も外開き一枚扉専用となっています。ダイヤル式の鍵を採用しているため、鍵を持ち歩く必要がありません。当然ながら取り付けも簡単なので、玄関に取り付けるのに適した徘徊防止鍵といえるでしょう。

もし徘徊が起きてしまったらどうすればいい?

もしも徘徊が起きてしまった場合、ご家庭の人はどう対応するべきなのでしょうか。もし適切な対応をとることができれば、徘徊を防止するヒントを得ることができるかもしれません。

・怒るのは厳禁

勝手に外に出歩かれて腹が立ってしまうかもしれませんが、決して怒ってはいけません。怒られた体験から家族に恐怖感を覚えた認知症の方が、安全な場所を求めてさらに徘徊を繰り返すおそれがあるからです。

・理由を聞いてあげよう

どうして徘徊をするのか、理由を聞いてあげることが大切です。徘徊には本人なりに理由があるので、その理由をもとに環境を改善してあげれば、徘徊の頻度が減るかもしれません。また、明確な理由が返ってこない場合でも、ご家庭の方がその言葉に寄り添ってあげれば、認知症の方の不安が軽くなって症状が改善される可能性もあります。

・そのまま歩かせるといいことも

徘徊が始まったとしても、そのまま歩かせてあげるといい場合もあります。認知症の方の考えを尊重し、やりたいように行動させてあげれば、本人の気持ちが落ち着くこともあるからです。ただし、徘徊の際には必ずご家庭の方が付き添ってあげるようにしましょう。

もし徘徊が起きてしまったらどうすればいい?

万が一に備えてしっかり対策しよう

徘徊防止鍵などで対策をしても、ちょっとした不注意から認知症の方の徘徊を許してしまうことも考えられます。万が一に備えて、さまざまな対策をとっておくことが大切になるでしょう。

・GPSを利用する

認知症の方にGPS端末を所有させておけば、もし徘徊が起きてしまった場合にも、認知症の方が今どこにいるかをすぐに把握することができます。認知症の方が端末の所有を嫌がる場合は、巾着袋などに入れて首にぶら下げてもらったり、いつも持ち歩くバッグにこっそり忍ばせたりするなどの工夫をするようにしましょう。

・デイサービスを活用する

認知症が悪化して、ご家庭の方が面倒を見切れない場合には、デイサービスに頼るのも手でしょう。介護のプロに任せれば安全ですし、認知症の方がデイサービスでのレクリエーションや散歩を通すことで、自宅では落ち着いて生活できる可能性もあります。

・持ち物に名前などを書いておく

認知症の方がよく着ている服や靴の内側に、名前や連絡先を書き込んだカードをつけておくようにしましょう。そうすると、もし徘徊によって行方をくらませてしまっても、保護された後に家まで送り届けてもらえるかもしれません。

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まとめ

認知症による徘徊は、突発的に発生するものです。ときには深夜に徘徊が始まることもあり、そうなると視界の悪さから迷子になりやすいうえ、交通事故に遭う危険性も上がるでしょう。そのため、徘徊は未然に防ぐ必要があるのです。

徘徊を防ぐうえで、徘徊防止鍵は有効な策の1つです。徘徊防止鍵は施工するのに工具を必要としないものが多く、簡単に取り付けることができるでしょう。

また、徘徊防止鍵のなかには、鍵屋が直接施工する必要があるものもあります。こちらの鍵は徘徊防止だけでなく防犯性にも優れているので、鍵屋と徘徊防止鍵について一度相談してみるのもいいかもしれませんね。

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