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パソコンをウイルスから守るためには?回復手順や対策ソフトもご紹介

パソコンのウイルス対策は大丈夫ですか?パソコンがウイルスに感染してしまうと、動作しなくなることもあるほかウイルスの種類によっては自分がウイルスを拡散させてしまうこともあります。

そのような悪質なウイルスからパソコンを守るためには感染経路からのウイルスを防ぎ、また対策ソフトを導入することが必要です。

今回はパソコンをウイルスから守るための対策方法と、ウイルスに感染してしまったときの回復手順についてご紹介します。

パソコンがウイルスに感染するとどうなる?

パソコンがウイルスに感染してしまった場合、パソコンにどのようなことが起こってしまうのか怖い方も多いでしょう。そもそも、パソコンのウイルスがどのようなものか分からないということはありませんか?

パソコンウイルスはパソコンに侵入し危害を加え、悪影響を及ぼすプログラムのことです。メールやサイトの閲覧、感染したファイルのダウンロードやUSBメモリーの接続など、感染源はさまざまです。

主な特徴としてコピーすることによって被害を拡大させる自己感染機能やある程度発病まで期間をおく潜伏機能、また発病機能の3つの特徴があります。

ウイルスに感染すると以下のような症状が現れます。

・画面上に意味不明なメッセージや心当たりのないメッセージ、またアダルト広告などのメッセージが表示される

・画面上の表示が崩れる

・パソコンやソフトが突然動かなくなる

・ファイルが勝手に削除される

・画面上に最初に表示されるページが勝手に変わる

また感染したことに気がつきにくい症状もあります。

・パソコン内のデータ(写真や文章など)が勝手に第三者へ配布される

・ウイルス付きのメールが勝手に配信される

・パソコンで利用するネットショッピングの情報などからクレジットカードの情報が盗まれる

ウイルスによっては自分からウイルスを配布してしまうものもあります。そのような場合は自分が被害者であると同時に加害者になってしまいます。自分のパソコンだけでなく会社や友人のパソコンに影響をあたえたら被害は計り知れません。

また目に見える被害にはパソコンが動作しなくなるということがあります。しかしパソコンが動作しなくなったというときには、ウイルスではなくパソコン自体の不具合ということもあるので1度確認するといいかもしれません。

      パソコンがウイルスに感染するとどうなる?

パソコンにウイルスが感染する経路は

心当たりがないのに知らないうちにウイルスに感染していたという場合は不安も多いでしょう。ウイルスが感染する経路はある程度しぼられます。心当たりがないという場合でも、もしかしたら意外な場所から感染していたということもあるかもしれません。

ウイルスが感染する経路は大きく4つあります。

・メールの開封

・インターネットの閲覧

・ネットワークによる感染

・各種記憶媒体

メールの開封は多くの場合、メールに添付されているファイルやURLを開くことで感染してしまうことが多いようです。しかし種類によってはメールを開いただけで感染することもあります。

インターネットによる感染はあらかじめウイルスが仕掛けられているページを閲覧すると感染してしまいます。アダルトサイトや出会い系サイトの閲覧・広告ページをクリックすることでウイルスに感染してしまうことも多いようです。

またインターネット上にある画像や動画でも感染することがあるようで注意が必要です。ほかにもゲームをダウンロードさせてそのファイルを開くことでパソコンをウイルスに感染させるものもあります。

ネットワークは社内や家庭内で複数のパソコンをつないでいる場合のことを指します。1台のパソコンだけがウイルスに感染している場合でも、ネットワークを通して複数台のパソコンに感染することがあります。

各種記憶媒体というのはUSBメモリーやCD-R、外付けハードディスク、SDカードなどを指します。記憶媒体にウイルスが含まれている場合は、パソコンに接続または挿入するだけで感染させてしまいます。

      パソコンにウイルスが感染する経路は

パソコンがウイルスに感染したときの回復の手順

パソコンがウイルスに感染したというときはできるだけ早めに対処しましょう。

ウイルス感染したときの回復手順

・ウイルス対策ソフトを最新版にする(対策ソフトを入れていない場合は導入して、更新できていない場合は更新する)

・パソコンにつながっているLANケーブルを抜く(無線でつながっているときはワイヤレススイッチをオフにする)

・ウイルス対策ソフトを使用してウイルス診断をする

・ウイルスが見つかった場合は、対策ソフトにしたがって駆除をする

ウイルス対策ソフトとしては「ウイルスバスター」「マカフィー」「Norton」などがあります。またパソコンにつながっているネットワークケーブルを抜くのは、ほかのパソコンへの感染を防ぐと同時に感染したウイルスによって引き起こされる個人情報の漏えい、さらなるウイルスの侵入を防ぐためです

残念ながらウイルス駆除がうまくいかなかったという場合は、パソコンを初期状態にもどすリカバリーという方法をおこなう必要があります。パソコンを初期状態にもどすと保存してあるデータがすべて消えてしまうので、日ごろからこまめにバックアップをとるようにしましょう。

うまくいかなかったときの対処法

・バックアップをとる

・パソコンを初期状態にもどす(リカバリー)

・Windowsの初期設定をおこなう

・LANケーブルを挿しもどす(無線の場合はワイヤレススイッチをオンにする)

・ウイルス対策ソフトをインストールする

・バックアップしたデータを対策ソフトでウイルス診断をする

・データをパソコンにもどす

      パソコンがウイルスに感染したときの回復の手順

パソコンがウイルスに感染することを防ぐためには

パソコンがウイルスに感染しないようにするためには、感染経路を断つことが大切です。まずは送信者に心当たりのないメールは開かないようにしましょう。またメールに添付されているファイルやURLを開いてはいけません。

インターネットを利用するときには、必要なページだけを開くようにしてむやみに広告をクリックしないようにしましょう。また所有者の分からないUSBメモリーや記憶媒体を使用しないようにしましょう。

またパソコンを定期的にアップデートし、常に最新の状態に保つことが大切です。最新の状態を保つことで既に分かっているウイルスの感染を防ぐことができます。

Internet ExplorerなどのブラウザやWindows Update(ウィンドウズ アップデート)やVAIO Update(バイオ アップデート)で更新などの通知があるときには、できるだけそのときにアップデートをおこなうようにしましょう。

またウイルス対策ソフトを導入することが大切です。対策ソフトで定期的にパソコン内をチェックすることも忘れないようにしましょう。

有料ソフトでパソコンのウイルス対策

パソコンのウイルス対策ソフトは、さまざまな種類がありますが有料のものは品質が安定しておりおすすめです。有料ソフトには以下のものがあります。

・ESET

長年人気のあるウイルス対策ソフトです。日本ではキャノンマーケティングジャパンが販売代理店をつとめています。インストールしても動作が軽いのが特徴です。スペックを問わず快適に使用することができます。

・ノートン

動作の軽さはトップクラスといわれており、世界シェア1位のセキュリティソフトです。ウイルス対策のセキュリティ機能も高く、スマートフォンも同時に守ることができるというのも魅力のひとつです。

・ZEROスーパーセキュリティ

ウイルス対策ソフトは年単位で更新料金が必要なのに対し、更新料金不要で使えることで有名なセキュリティソフトです。初心者向きではないかもしれませんが強固なセキュリティでパソコンを守ることができます。

・マカフィー

機能性では長年変化がみられなかったマカフィーですが、近年は一新して見た目も変わったようです。

・ウイルスバスター クラウド

初心者向きのウイルス対策ソフトです。国内シェア1位で多くの人に使用されています。分かりやすい説明書と充実したサポートが魅力です。

・カスペルスキー

セキュリティ性能はトップクラスで高いようです。動作の重さは標準的ですが、検出率は高いので人気があります。

・ZEROウイルスセキュリティ

安さが売りのウイルスセキュリティソフトです。以前は安い分性能が低いという評価もありましたが、現在はだいぶ改善されているようです。

・PC Matic

上級者向けのセキュリティソフトです。操作画面がむずかしいということもあり、初心者にはおすすめできません。しかしトップクラスの動作の軽さとセキュリティ機能を両立しているので、性能は高いでしょう。

・アバスト プレミア

世界シェア1位のセキュリティソフトです。無料版が有名なソフトですが、無料版とくらべ機能が多く搭載されているのが有料版です。

・クラウド セキュリティZERO

ソースネクスト社のZEROシリーズのなかでもウイルスセキュリティとスーパーセキュリティのあいだに位置するものです。1台または3台登録するタイプがあります。

脆弱性機能がついているか

有料のウイルス対策ソフトは脆弱性対策機能(ぜいじゃくせいたいさくきのう)がついていることが多くなっています。脆弱性とはOSやソフトウェアにある欠陥のようなもので、そこからウイルスが侵入することもあります。

脆弱性があるとセキュリティ機能が著しく低下してしまうため、ウイルス対策ソフトを導入していたとしてもセキュリティが薄れてしまうことがあります。

脆弱性はOSやソフトウェアを最新の状態に保つことで対策することができます。そのような欠陥を知らせてくれるのが脆弱性対策機能です。これがついているかどうか、ということも選ぶときの基準にするといいかもしれません。

      有料ソフトでパソコンのウイルス対策

無料ソフトでパソコンのウイルス対策

有料ではなくできるだけお金をかけずにパソコンのウイルス対策をしたい、というときには無料のウイルス対策ソフトを活用するといいでしょう。

無料ソフトは有料と比べて機能が少ないことが多く、また広告が表示されます。また無料ソフトは有料ソフトとは違い、サポートサービスや保証を受けることができません。しかし安心面では信頼できるものが多いようなので、使う分には問題ないでしょう。

・アバスト無料アンチウイルス

ウイルス検出機能が高く、動作もとくに重くはありません。脆弱性対策機能がついており、無料のソフトとしては機能的です。

・Avira Free Antivirus

動作の軽さは若干劣りますが、ウイルス対策としては問題ありません。中級者以上の人におすすめです。

・AVGアンチウイルス

動作が軽いため、スペックの低いパソコンでも使用できます。ウイルスの検出率は中位クラスといわれています。

・Windows Defender

Windows8以降に搭載されているウイルス、スパイウェア対策ツールです。最低限のセキュリティ対策機能を備えています。これに加えて新たにソフトを導入することが望ましいです。

・カスペルスキー・フリー

カスペルスキーの無料版となっています。有料版とくらべて機能は縮小されていますが、ウイルス対策をしたいというときには十分な内容となっています。

種類によっては使用する際に会員登録が必要なものもあります。また日本語に対応していないものもあるので、機能や使いやすさを考慮して選ぶといいでしょう。

      無料ソフトでパソコンのウイルス対策

パソコンがウイルスで不具合がでたときは業者に相談も一つの方法

パソコンがウイルスで様子がおかしくなったときは、自力で解決できないこともあるでしょう。パソコンに慣れていない人にとっては、操作自体がむずかしく感じることもあるのではないでしょうか。

そのようなときには業者にウイルス対策やウイルス駆除を依頼するという方法もあります。

業者に依頼すると費用がかかりますが、自分で操作して余計パソコンの状態を悪化させてしまうよりはいいかもしれません。また時間や手間の負担が軽減できることもあります。

一般的にパソコンのウイルス駆除を業者に依頼した場合は、約10,000円~40,000円が相場となっています。

またスパイウェア駆除は約8,000円~20,000円、予防対策は約3,000円~15,000円、複数のウイルス感染処理は約10,000円~20,000円となっています。

      パソコンがウイルスで不具合がでたときは業者に相談も一つの方法

パソコンのおすすめサービス

まとめ

パソコンがウイルスに感染すると、突然動作しなくなることがあるほか複数のパソコンに感染を拡大させてしまうこともあります。また大切なデータが勝手に削除されていくこともあり、対策をしっかりしてウイルスに感染しないことが大切です。

またパソコンをウイルスに感染させないために、不審なメールを開かないということやサイトの閲覧には注意する必要があります。パソコンを感染から防ぐためには感染経路を断つことも大切です。できるだけ怪しいものは開かないようにしましょう。

対策ソフトには有料のものや無料のものがあります。予算にあわせて使いやすいものを選ぶといいでしょう。まずは無料のものを使用してみて、不十分だと感じたときに有料のものを使用するのもいいかもしれません。有料のソフトはサポートがしっかりしているものが多いのもその魅力です。操作に不安がある際には有料のものを積極的に選んでもよいかもしれません。

パソコンのウイルス対策やウイルス除去が自力ではむずかしいと感じた際には業者に相談すると安心です。

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